『マリー』

ずっとずっと遡り、魔法や呪いが信じられてた時代。
ある姫は気高くワガママ。なにより病的な着道楽。
贅沢な刺繍や、金糸銀糸の織物がお気に入り。
国中の職人をお城に呼んでは、気に入らないと首を切る。

ある日、優雅なお散歩日和。
沼に咲いた綺麗な百合に手を伸ばし、
沼にどぼんと落ちました。

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